死を超える方法 |
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死を超える方法をついに見つけてしまった。いや、輪廻転生とかじゃなくてね。
死が不思議だと、答える人は多い。自分がどこにもいなくなってしまうなんて考えられない、と。
そんな人に、僕は常々言っていた。そんなものは睡眠と同じじゃないかって。
夢を見ていない時の眠り、そのときに君は、どこへ行っているのだと。
この世界のどこにもいない。毎晩君は、死んでいるのと変わらない。
では、死と、睡眠は、何が違うのだろう。なぜ人は死を恐れ、睡眠は恐れないのだろう。
それは、明日がある事を、信じているかどうかだ。
人は眠りにつく前、明日がある事を当たり前のように信じている。だから、眠りを恐れない。
つまり、死を恐れないためには、死ぬ最後の瞬間まで、明日を信じればいい。
明日の朝、うまいもの食おう、ってね。明日を楽しみに生きる事、それが死を超える唯一の方法。
「たとえ明日世界が滅びるとも、今日わたしはリンゴの木を植える」
と言ったのはマルティンルターという人らしいけど、
たぶんこのじいさんは、この事をとてもよく分かっていたんだと思う。
じいさんかどうかは知らない。イメージ。
投稿者 uwxifb | 返信 (1) | トラックバック (0)